保育メモ ~園だよりから~


人格の発達を促す自然との出会い、人との出合いの中で豊かな感性を!! 

(保育者と父母を結ぶ雑誌 ちいさいなかまより)

雑木林の中で子どもたちが落ち葉に頬をつけてなにやら見つめていました。

「ほら、おもしろいよ。どんぐりは力持ちだね。落ち葉を持ち上げているよ」
「三人で持ち上げているよ」
「違うよ五人だよ」
「一人は一本足で持っているよ」 などと教えてくれました。

子どもたちに誘われて私も落ち葉の上に横たわり、子どもたちが見つめている方向をのぞくと、どんぐりはやや黄色味を帯びた白い根を大地しっかりと張って、すっくと立ち上がるようにして落ち葉を持ち上げていました。子どもたちの言うように一つのどんぐりは、まさに一本足で立って他のどんぐりと一緒に落ち葉を持ち上げていました。

私たちはこのような子どもの姿を見つめながら、自然は子どもたちから感動的な発見を引き出す貴重な宝であると実感しています。

人間の感性は、自然との出会いを通して培われてきたといえます。
人間に対する感性も、実は自分たちの生活を豊かにするために自然に働きかけ、自然を変革しながら自らの内なる自然(人間的な力)を豊かにし、自然に対する感性を鍛える中で培われてきたともいえます。



子どもは失敗から学ぶ

池添 素 著

失敗しても許してもらえる大人との関係は、子どもの人格形成に大きな影響を与えると思います。そして失敗から学び、成長するとともに、人格形成を成し遂げていきます。

その過程で、もう一つ大切だと思うことがあります。自分の力でやり遂げると自信がつく、自信がつくと、自分の不得意なところや、がんばるべき課題がみえてきます。これは他人から言われて理解するのではなく、もっと気持ちの深いところで、しかkりと根付きます。

自分の長所や短所、得意なことを知ることで、歪んだ劣等感や自己否定の気持ちではなく「いろいろできないこともあるけど、私はこんなよいところもある」と、すばらしい自己肯定感をもつことができるのです。

この気持ちは、困難にぶつかってもくじけない、落ち込まない、前向きに物事をとらえて生きる力となります。

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